養蜂園から産地直送できるはちみつ。お料理やお菓子づくりに重宝されています。スーパーなどでお安く手に入るはちみつと品質に違いもあり、やや高級なはちみつは直売店でもお求めできます。

 

しかも、自然豊かな土地で採れます。こだわりを持ち続ける養蜂園が直売価格で提供したり、直売店をオープンしています。この記事では直売ならではの魅力についてご紹介します。

 

養蜂園について

こだわりのある国産はちみつを採取する養蜂園では、問屋を通さず、直接お客さまにお届けしたいという想いから直売価格での販売をしていることもあります。なかには、直売店を隣接しているケースもあります。

 

養蜂園では、ミツバチの健康状態をこまめにチェックしています。元気なミツバチと共にはちみつ採取を行います。元気に飛び回るミツバチが花の蜜を集めなければ、美味しいはちみつの生産はできません。

 

定置養蜂といってミツバチが生活している蜂場を巡り、美味しいはちみつの生産のため、ミツバチの健康状態をチェックしています。

 

花の香り豊か

ミツバチが集める花の蜜は、水分が非常に多くサラッとしています。ミツバチは自らの羽を使ってその水分を飛ばして、濃厚なはちみつにしてくれます。この濃厚なはちみつを養蜂園ではタイミングよく絞ります。

 

ミツバチが集めた花の香り豊かなはちみつは「国産はちみつ」として直売店などで提供されます。

 

品質維持のために一貫生産

こだわりある養蜂園では、生産したはちみつをそのままビン詰めして直接届けたい！との想いから、すべての業務を一貫して行っています。すべて管理しているので、お客さまのもとには、採れたそのままのはちみつが届くカタチになります。

 

さらに、直売店を隣接する養蜂園のなかには、試食してお好みのはちみつを選べるサービスもあります。蜜源の花によって味や色が違わるので、さまざまな風味を楽しむことが可能です。

 

無加工について

スーパーで販売されるはちみつは、輸入されている「加熱濃縮はちみつ」と呼ばれる安価な商品。一方、養蜂園や直売店で販売するのは国産はちみつで「非加熱濃縮ハチミツ」と呼ばれる無加工商品です。

 

なお、はちみつは、性質上「結晶」します。結晶するとはちみつを瓶に充填することができなくなるので、結晶を溶かさないといけません。50度前後で湯せんによる溶解を行う場合もありますが、加温であって加熱はしていません。

 

養蜂園のなかには、はちみつ充填タンクから手作業で瓶詰めを行っていたり、充填機械を使用していたりと加工方法に違いがあります。しかし、加温したからといって品質に何も影響はありません。

 

現場での採蜜

採れたては結晶が始まっていないので、加温せずにフレッシュなはちみつです。直売店ではそのようなはちみつも販売していますし、直売価格にてお求めできます。近くに養蜂園があるなら、一度足を運んでみてください。

 

先にご紹介したように直売店などなら、試食も可能です。また、はちみつの種類もバリエーション豊かに提供しています。それだけでなく、はちみつを使った加工品の販売も行っていることもあります。

 

加えて、直売店だからこそ、適した保存方法（賞味期限）について教えてもらえます。知識豊富な従業員からは、おすすめの食べ方やアレンジ方法、養蜂園についての情報などを提供してくれます。

 

いかがでしたか。国産はちみつについて少しでも興味が持てれば幸いです。お近くに養蜂園や直売店がないにしても、産直はちみつもお求めできます。一度気になる店舗に問い合わせてみてください。きっと新しいはちみつと出会うことができますよ。