天然はちみつと偽物のはちみつの見分け方
一般的にスーパーなどで販売されているはちみつの多くは、花から摂れた天然のはちみつに加えて、不純物などを混ぜて加工したはちみつである可能性が高い傾向があります。
ミツバチが花々から集めてきた天然のはちみつには、豊富なビタミンとミネラル成分が配合されているため、健康面での様々なメリットがあります。
天然のはちみつを見分ける方法
市販されている多くのはちみつには、ブドウ糖や糖蜜、コーンスターチなどに加えてグルコース溶液なども混入している傾向があり、水や水あめなどを加えて薄められてしまっていることも少なくありません。
その一方で、天然のはちみつはミツバチが花から採集してきた天然の蜜のみで作られているので、香りや風味、味わいなどがまったく異なります。
はちみつが固まるか否か
はちみつの入っている容器の中をよく覗いてみると、天然のはちみつは時間が経ってくると、砂糖のような粒々の状態に結晶化していきます。
特に冷蔵庫の中や低めの温度下などに置いておくと、この結晶化のプロセスはさらに早くなります。
もしいつまで経っても結晶化しないはちみつは、ほかの成分が配合されている可能性が強いといえます。
粘り気とべたつき
甘味料や添加物などが混入されているはちみつは、天然ものよりも粘り気が強く、指で触ってみると天然のはちみつの方がさらっとしていてべたつきにくい傾向があります。
また、混ぜ物が入っていない天然のはちみつは密度が高いので、容器から使用する際になかなかでてこないという特徴があり、混入物が多いはちみつは比較的簡単に容器からでてくる印象があります。
ラベルの成分表示
はちみつを購入する際には、必ずラベルに記載されている原材料などの成分表示を確認するようにしてください。
果糖ぶどう糖液糖やフルクトース・コーンシロップ、異性化糖だけではなく、ブドウ糖やグルコースなどの人工甘味料が含まれていない天然のはちみつを選ぶようにしましょう。
これらの混入成分ははちみつの固形化を防ぎ、はちみつの量を増やすためにも使用されています。
また、容器に記載されている「精製」「加工」「加糖」などの商品成分を判別するラベルや原産地名にも注意するようにしましょう。
はちみつの判別方法
水と酢を混ぜてみる
はちみつを大さじ1~2杯ほど別の容器に入れて、水を入れてよく混ぜ合わせます。
さらにそこに4~5滴のお酢を加えて混ぜ合わせてみたときに、表面に泡が出てくるようであれば、硫酸カルシウムなどの添加物が配合されている可能性が高いといえます。
水に溶けるか否か
コップなどに入れた水の中に、大さじ1杯のはちみつを入れて混ぜ合わせてみてはちみつが簡単に溶けて混ざり合った場合は、混入物が入っている可能性が高いです。
天然のはちみつは、水溶性ではないので本来であれば水に溶けにくく、固まった状態のまま水底に沈殿します。
スプーンなどですくってみる
天然のはちみつは搾りたてを除けば、基本的にとろっとした質感です。
必要以上に粘り気が強かったりするのは、水あめが混ぜられているか、加熱して濃縮されている可能性が高いです。
スプーンなどですくってみたときに、あまりにも滴り落ちるのが早い場合は、添加物などで薄められている可能性が高いといえます。
パンにつけてみる
少し硬めのパンにはちみつをたらして10分ほどそのままにしておきます。
そのあと、はちみつをふき取ってみてパンの表面が湿った感じにふやけた場合は、添加物や水などが混入している証です。
それに対して天然のはちみつは塗ったパンの表面を固めるという特色があります。
まとめ
花から摂れた天然のはちみつは、ミツバチと花からの天然のプレゼントです。
購入前には成分表示などをしっかり確認するようにしましょう。
山口県の天然純粋はちみつの生産・販売店 株式会社ときつ養蜂園
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