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乳児ボツリヌス症の予防のポイント


前回からの続きになります。

 

予防接種などはないため、はちみつやはちみつが含まれている食品を与えないのが最も安全な予防方法です。

食べさせないのはもちろんですが、ポイントや注意すべき点を紹介します。

 

はちみつを赤ちゃんの手の届く所に置かない

結晶化を防ぐため、はちみつは基本的に常温保存が適しています。

赤ちゃんの手の届く所に置いてあるとはちみつに接触し、

例えばですが手についたはちみつを舐めてしまう可能性もあります。

必ず赤ちゃんの手の届かない所ではちみつを保存しておくようにしてください。

 

はちみつで使った食器やスプーンにも注意する

はちみつを使った料理の食器や、はちみつをすくったスプーンを出しっぱなしにしておくのも危険です。

赤ちゃんが触れてしまい、口に入れてしまう可能性があります。

 

はちみつを赤ちゃんに食べさせてしまった時の処置・対処方法

どんなに注意していても、赤ちゃんがはちみつを摂取しない可能性はゼロではありません。

もし摂取した場合の処置や対処法、注意点を紹介します。

 

吐かせようとしない

口や手、体を拭く

母乳やミルク、水を飲ませる

まず無理に吐かせようとはせず、はちみつが付着している可能性がある口の周りや口の中、手、体を拭いてください。

無理に吐かせようとすると咳込んでしまったり、肺炎になってしまう可能性もあります。

体の外へ早く排出させるため、母乳やミルク、水を飲ませることも重要です。

以上の処置をしたらすぐに病院へ連れて行きましょう。

病院を受診する場合は内科、または小児科になります。

また、乳児ボツリヌス症は潜伏期間があるため、便秘が続いたり、脱力している、

表情がなく鳴き声が弱い等の症状が見受けられたら、躊躇せず救急車を呼んでください。

 

はちみつ以外のボツリヌス菌の感染経路

ボツリヌス菌ははちみつだけでなく、他の食品に含まれている場合もあります。

自然界の至る所にボツリヌス菌はいますので、どんな感染経路があり得るか理解しておくことが重要です。

 

黒糖・キビ砂糖・コーンシロップ

非加熱野菜ジュース・井戸水・はちみつ入りの飲料

パン・菓子類

土のついた野菜

一見関係なさそうな食品だったり、はちみつが入っている可能性が高い食品もあります。

特にパンや菓子類は意外とはちみつが使われていることが多い食品ですし、日常でよくある食品です。

また、ボツリヌス菌は土にもいますので、土のついていた野菜やその野菜を使用した料理も注意が必要です。

敏感になり過ぎる必要はありませんが、食品を与える場合は成分表示をしっかり確認し、ボツリヌス菌が含まれている可能性があるものを事前に理解しておくと対策しやすいです。

 

食品以外のボツリヌス菌の感染経路

美容効果があるとして、はちみつを配合している化粧品もあります。

こういった商品を使用しているママは赤ちゃんの手の届かない場所に保管する必要があります。

それだけでなくそういった化粧品を使用した手を赤ちゃんが舐めないとも限りません。

1歳になるまでは、はちみつを配合した製品の使用は控えた方が無難でしょう。

 

妊娠中にはちみつを食べても大丈夫

1歳未満の赤ちゃんがはちみつを摂取するのは大変危険ですが、妊婦のママははちみつを食べても問題ありません。

もしはちみつにボツリヌス菌が含まれていたとしても、胎盤を通じて赤ちゃんにボツリヌス菌は移りません。

妊婦のママの体内でしっかり処理されますので、安心して食べてください。

授乳中にはちみつを食べても大丈夫、母乳からの影響はない

赤ちゃん自身がボツリヌス菌を摂取した場合は危険ですが、ママの体内でボツリヌス菌は処理されるので母乳への影響はありません。

そもそもボツリヌス菌はそこまで小さなものではないので、母乳に混ざることがないのです。

逆にはちみつは栄養価が高いので、授乳中はなるべく摂った方がいいです。

安心してはちみつを食べつつ、授乳してください。

ただ、妊娠中も同様ですが、ママがはちみつに対してアレルギーを持っている場合は摂取しないように注意してください。

 


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