はちみつを購入するのであれば、「国産」を選ぶという方も多いのではないでしょうか。
では、国産はちみつは「どこで」購入していますか。

 

安心安全なものを摂り入れたいのなら「養蜂園」や「直売所」にてお求めになることがおすすめです。ここでは直売所にも提供していたり、養蜂園にて販売している国産はちみつについてお話しします。

 

はちみつを作ってくれるミツバチ

はちみつを作っているのはミツバチです。国産だから安心というイメージもあるでしょう。

 

それは、ミツバチにとって暮らしやすい環境でなければならない、といった内容に置きかえることもできます。その暮らしやすさを養蜂園側が、整えています。

 

自然豊かな蜜源地だから手つかずというイメージももたれやすいです。

しかし、ミツバチと養蜂園が一緒になって作っていることを知っていただきたいと思います。このことから高い品質の国産はちみつを生産することができています。

 

なお、はちみつはミツバチが作るための手間がかからない、と思っていないでしょうか。養蜂園のこだわりは、ミツバチの暮らしやすさにまでおよびます。

 

農薬は使わず無農薬、化学薬剤も不使用、ケミカルフリー養蜂という手間暇かかる飼育方法でミツバチを育てながら、美味しいはちみつを消費者に提供します。

 

このように、育て方のこだわりまでしっかりと見える国産品をお求めになることはおすすです。

 

結晶化について

採れたままの美味しさにこだわる養蜂園では、はちみつ本来の味を味わうために無加工（布こしのみ）にて提供しています。

 

そのため、気になるのは「結晶化」。生のはちみつなので、結晶化してしまうことも。やむを得ず溶解することもあります。

 

これは、購入してからの保管場所によっても同じです。特に、気温が低くなる冬に国産はちみつは結晶化してしまいます。

 

その場合、養蜂園では低温で数日間時間をかけて、ゆっくり溶解し、ビタミンや酵素などを壊さない品質を保っています。（結晶化しても品質に問題はありません。）

 

また、はちみつは腐らないのか、という声を耳にすることもあるでしょう。これは無加工で、品質管理が徹底されていることなど、一定条件により腐りにくいといわれています。

 

そのため、直売所などには「3年以上」寝かせたはちみつも販売されています。ミツバチが熟成させてしっかりと糖度が上がったはちみつなので、腐敗することはなくコクが深くなるのが特徴です。

 

直売のメリット

美味しい情報が聞けることもあれば、商品に養蜂園の名前が付いているため安全に自信を持っている証拠だといえます。

 

また、名前や顔が分かるだけでも安心ですよね。養蜂園に併設された直売所ならば、品揃え豊富な商品の選び方、おすすめの食べ方などを聞くことができます。はちみつを知り尽くしているからこそ、新しい食べ方やレシピについて教えてくれることも多いです。

 

なかなか普段、お料理に使う機会がない方なら、ぜひ、スーパーマーケットではなく養蜂園や直売所にて話を聞いてみることをおすすめします。

 

さらに、種類が豊富なので楽しんで選ぶことができます。ひと口にはちみつといっても、色や味が違う種類がたくさん並んでいます。クリ、みかんなど、珍しいはちみつまで見つけることもできます。

 

また、生産者が作る加工品も直売されることも多いです。はちみつをたっぷり入れて焼き上げたシフォンケーキ、クッキーなど、どれも安心安全のこだわりで手作りしています。

 

はちみつを大量消費できない方にとってお菓子としてお求めできるのは、はちみつの美味しさを知るメリットになるでしょう。

 

おわりに

いかがでしたか。

養蜂園のこだわりについては直売所のPOPにも記載されています。ぜひ、お近くにこのような直売所や養蜂園があるのなら、一度足を運んでみてください。