はちみつの成分や性質について
甘くて美味しいはちみつですが、その成分はご存知でしょうか。
はちみつの成分
はちみつの成分は主にグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)ですが、
他にも健康や美容に効果的な様々な栄養素が含まれています。
はちみつの糖分
はちみつの糖分は主にグルコースとフルクトースで構成されています。
花から採蜜した段階ではスクロース(ショ糖)ですが、
ミツバチの唾液に含まれる酵素によってグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)に分解されます。
スクロースを摂取した場合、体で分解する必要がありますが、グルコースとフルクトースは単糖類なので、
分解する必要がないので胃腸に負担をかけることなくすぐにエネルギーにすることができます。
はちみつの栄養素
・ビタミン
・ミネラル
・アミノ酸
・有機酸
・酵素
上記がはちみつに含まれる栄養素になります。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸の多くは、はちみつに含まれる花粉に入っているものです。
ただ、加熱処理をしたはちみつの場合だと栄養素や酵素が壊れてしまうため、
はちみつの栄養素を摂りたい方は生はちみつを摂取するようにしてください。
はちみつの結晶化について
はちみつは5度~15度前後で白く結晶化する場合があります。
食感がざらざらした感じに変化しますが、成分がなくなったりするわけではありません。
腐ったと勘違いする方もいますが、そのまま食べても問題ありません。
はちみつの性質について
はちみつがどのような性質を持った食品なのかについて紹介します。
はちみつを摂取する上で大事なポイントとなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
はちみつの甘味度
はちみつは砂糖(ショ糖)に比べて1.3倍甘く、体積としてははちみつは砂糖の1/3の量で同じ甘さを出すことができます。
例えば料理レシピで砂糖大さじ3杯とあったら、はちみつ1杯で代替することができます。
はちみつのカロリー
はちみつは100gで294kcalです。
砂糖が100gで384kcalなので、砂糖と比べるとカロリーがかなり低くなっています。
上述していますが、甘味度もはちみつの方が甘いので使用する量も少なく済みます。
ダイエットや糖質を制限したい場合は、はちみつを砂糖の代替甘味料として活用すると良いでしょう。
ただ、食品全体としてははちみつはカロリーが低いわけではないので、食べ過ぎには注意するようにしてください。
はちみつは酸性?アルカリ性?
はちみつの液性は主にグルコン酸などの影響で酸性です。
pHでいうと3.8前後であり、はちみつ自体の液性は弱酸性となっています。
酸性の環境では基本的に菌は繁殖しづらく、これははちみつが腐らないと言われる要因のひとつでもあります。
ただ、はちみつは体内に入るとアルカリ性に変化します。
人の体は弱アルカリ性に保つように働いているため、アルカリ性食品であるはちみつは体に良いとされています。
効率よくエネルギーに
人は1日に必要なエネルギーの6割を糖質から摂取します。
はちみつの主成分は果糖とブドウ糖で、どちらもこれ以上分解汁必要のない単糖類です。
ご飯やパン、砂糖などの各種糖分が体内でエネルギーとして使われるためには、
ビタミンB1やカルシウムを使って、ブドウ糖と果糖あるいは麦芽糖に分解した後、
消化吸収されますが、はちみつは即エネルギーとして使うことができます。
このため胃や腸に負担をかけることもなく、大切なビタミンB1やカルシウムを消費することもありません。
疲れた時や運動中のエネルギー補給に優れた食品です。
山口県の天然純粋はちみつの生産・販売店 株式会社ときつ養蜂園
会社名:株式会社ときつ養蜂園
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