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天然はちみつの不思議!賞味期限がないってホントの話

 

天然はちみつは、ホットケーキや紅茶、ヨーグルトなどに使用することもある甘味料です。巷でもはちみつフレーバーの食べ物や飲み物が人気ですし、多くのご家庭にも天然はちみつが置いてあるのでは?

 

そこで気になるのは「賞味期限」です。今回は、天然はちみつのおいしい食べどきについてご紹介します。

 

天然はちみつとは

天然はちみつとはその名のとおり「天然」であり、一切の加工がされていません。

 

花の蜜は水分を多く含みますが、日中ミツバチが巣に集めて夜間に水分を飛ばすことで、糖度が高まり、はちみつになります。その混じり気のないはちみつを天然あるいは純粋はちみつといいます。

 

なお、天然はちみつかどうか確かめるには、冷水にはちみつを入れて溶ける様子を確認することで可能です。コップの中に冷水を入れそのなかに、はちみつを入れて混ぜます。

 

簡単に溶けるようなら加工されている可能性が高いです。逆に、水に溶けずに沈殿するなら天然はちみつになります。

 

賞味期限について

はちみつはもともと賞味期限の長い食材ですし、正しく保存していれば賞味期限はないというメーカーもあるほどです。そのため、未開封で保存されている天然はちみつの場合は、賞味期限が多少過ぎても食べられると考えられています。

 

ただし、保存状態に関わらず消費期限が過ぎたら処分しましょう。なお、賞味期限は味の劣化があるものの、お腹を壊さない期限です。一方、消費期限に関しては、味はもちろん、お腹を壊す恐れもあるため期限が過ぎたら食べられません。

 

天然はちみつの保存方法

結晶化を避け、長期保存させるためには常温での保管です。天然はちみつの特性上、常温でも腐ることはありません。

 

冷蔵庫に入れる

冷蔵保存は基本的にNGです。天然はちみつは温度変化に敏感で、冷蔵庫で保存すると結晶化することがあります。なお、冷凍保存も同じです。

 

もちろん、冷蔵・冷凍保存は可能な食品です。しかし、結晶化してしまうため、避けたほうが良いでしょう。

 

結晶化

賞味期限はまだまだあるのに、天然はちみつが白く固まってしまったことはないでしょうか。これは、はちみつ内の成分(ブドウ糖)が結晶化するためで、決して、品質が低下しているわけではありません。

 

天然はちみつは、低温では結晶化しやすくなり、見た目が悪くなったり、使用しづらいという面もあるかもしれません。ですが、賞味期限内であれば、問題なく使用することが可能です。

 

このことからも、直射日光、高温多湿を避けて保存することをおすすめします。

 

固まったはちみつ

白くなるだけでなく、天然はちみつはその特性上、白く固まってしまうこともあります。一度湯煎して溶かす手間がかかりますが、ひと肌程度の湯せんにて溶かして使用できます。

 

この際、熱を加え過ぎてしまうと、風味が飛び、エグミが出てきます。はちみつを食べたときに喉の奥に引っかかる感じになるのは、熱を加え過ぎたエグミです。

 

開封後の使い道

開封してからは、なるべく早めに使い切りましょう。使い道としては、甘味料としたお菓子作りや飲み物に混ぜたり、和食での照りをつけるための隠し味に使ったりできます。

 

カレーにもりんごとはちみつを隠し味にしますが、成分によってカレーのスパイスの角が取れてまろやかになるといわれています。天然はちみつは、下処理にもおすすめ。パサつきやすいお肉を柔らかくしたり、魚の生臭さを和らげることも…。

 

和洋中と、さまざまなお料理に使えるので活用してみてください。

 

おわりに

天然はちみつの賞味期限についてご紹介しました。本当なら賞味期限内に食べきってほしいものの、正しい保管をしていれば、期限を少し過ぎても品質に問題なく食べることは可能でしょう。

 

天然はちみつの不思議に興味が湧いてくれたら幸いです。

山口県の天然純粋はちみつの生産・販売店 株式会社ときつ養蜂園


会社名:株式会社ときつ養蜂園

住所:〒753-0303 山口県山口市仁保下郷561

TEL:083-929-1688 / 090-8717-3388 
FAX : 083-929-1364

営業時間 : 10:00~18:00

業務内容:はちみつの生産・販売

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